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Core TechnologyKAICOの独自技術

KAICOでは、九州大学オリジナルのタンパク質生産性の高いバキュロウイルスと、独自の遺伝子デザインノウハウをもとにした遺伝子組換えタンパク質生産プラットフォームにより、他発現系では生産が難しい高品質のタンパク質を作り出します。

遺伝子組換えタンパク質生産プラットフォーム

カイコのタンパク質生産能力を最大限に引き出す技術

  • KAICOが保有するのは九州大学オリジナルの特許取得したバキュロウイルスであり、天然のバキュロウイルスよりも高い生産性を持っています。
  • KAICO独自のタンパク質デザインをもとに作り出した遺伝子組換えバキュロウイルスよって、今まで作れなかったタンパク質でも高発現が期待できます。
発現例
  • ウイルス様粒子(VLP)のような、他のモダリティでは作りづらい複雑な構造や大きいサイズのタンパク質の発現を特に得意としています。
  • ノロウイルスのようなVLPもカイコ体内で発現させることが可能です。
ノロウイルスの電子顕微鏡像(59kDaのタンパク質が180分子で形成)

高い生産性と信頼性

生きたカイコをバイオリアクターとして用いるため、品質の恒常性が懸念されていますが、KAICOでは高品質かつ恒久的に供給するための製造品質も高めています。

  • 現在、AMED/SCARDAプロジェクト内でヒト用
    医薬品原薬をテーマに構築中。
  • 動物用飼料では設計開発及び製造に関するISO9001を取得。

KAICOの品質への取り組みはこちら