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NEWS

2024.04.15 株式会社鈴生と「持続可能なスマート養蚕業」協定を締結予定 It’s New!

2024.03.26 長野県駒ヶ根市と養蚕業復興に伴う地域経済活性化を目的とした連携協定を締結

2024.03.11 長野県駒ヶ根市と地方創生に向けた連携協定を締結予定

2024.01.19 シリーズA追加ラウンドとして新たに2.9億円の資金調達を実施

2023.11.07 Singapore SWITCH2023・Rock Thailandに参加しました

2023.10.24 NEDO ディープテック・スタートアップ支援事業に採択されました

2023.10.06 経済産業省の起業家育成・海外派遣プログラムに採択されました

2023.06.08 カイコでチェックの宣伝ポスターが福岡広告協会ポスターL部門で銀賞を受賞

2023.03.03 「ブタ用経口ワクチン・飼料添加物実用化」プロジェクトが第5回日本オープンイノベーション大賞で経済産業大臣賞を受賞

今までのPress Release はこちらか

昆虫カイコで作った『経口』ワクチンで従来のワクチンシステムを変える

KAICOは、昆虫カイコを利用して医療用等に使用できる高機能なタンパク質を生産することができます

そのタンパク質を活用した経口ワクチンは、投与時に注射器・医療人材・コールドチェーンが不要

実用化で、発展途上国を中心に多くの人々や家畜を感染症から守ることができ、既存のワクチンシステムを大きく変える可能性があります

Core Technology

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カイコ・バキュロウイルス発現系の特徴

  • 高品質
  • 多品種少量生産
  • スケーラビリティ
  • 安全性

九州大学が系統保管してきたカイコ

KAICOが使用するのは九州大学が遺伝学の研究のために100年以上継代飼育してきたカイコその中には、バキュロウイルスに感染しやすい系統があり、タンパク質生産に際しては、当該系統が高発現・高生産を実現しています

蓄積してきた遺伝子ゲノムのノウハウ

九州大学ではバキュロウイルスに挿入する遺伝子ゲノム構造に関するノウハウを蓄積してきました。遺伝子ゲノムの構造によって、発現率・発現量に大きな差が出るので、このノウハウがKAICO独自技術のコア部分となっています

カイコ・バキュロウイルス発現法の受託発現

KAICOの試薬

関連論文

ORAL VACCINE

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経口ワクチンの開発・商業化

「経口ワクチン」とは、注射接種ではなく経口摂取(食べる・飲む)で抗体価を上げるワクチンです

通常タンパク質は経口摂取するとアミノ酸に分解されますが、カイコに発現させた一部のタンパク質においては、経口摂取でも抗体価が上昇します

商用化に際しては、医療用のワクチンとして認可を目指す一方で、動物用では経口ワクチン原料を飼料に配合して流通させるビジネスモデルを構築しており、日本国外で「飼料添加物」としての上市を予定しています